朝5時。台風一過の清滝川の下見に向かう。市内はすっかり晴れ渡っているのに、愛宕さんに近付くにつれて雲が増し、広沢池でとうとう雨。すると目の前に鮮やかな2重の虹が。朝から実に縁起がいい。あの虹の向こうに我々の聖地があるのだ。
いろんな好条件がそろわないと実現できなくなった清滝ツアー。今回は台風通過直後という悪条件にもかかわらず、増水もなく夕立の心配もなく、高学年たち交通機関を乗り継いでやってきました。
街中での猛暑とはうってかわって実にさわやか。川の水は冷たく、クチビル紫になって泳ぎます。急流を流れたり飛び込んだり、魚を追ったり焚火をしたり。
学生・社会人OBたちが3人も来てくれ、荷物の運搬や子どもたちの引率、紅茶沸かしなどをサポートしてくれたのもうれしいかぎり。ヤツラもかつてここで熱い夏をすごしたことをずっと自分の原風景として持ってくれているんだろうな。



ありがとう清滝。またくるからな。

昨日は2年オヤツパーティー
自分達で選んだオヤツを買ってきて食べるそれだけですが
そこには特別感があります
自分たち(2年生だけ)だけが部屋を仕切って
みんなとはちがうオヤツを食べる
そこに特別感が生まれてきます
もちろん他の学年は気になってチラチラ見に来ますが
そこは優越感が食べるオヤツをおいしく感じさせてくれるようです
今回はそこに横のつながりをプラス
事前買い出しの時点で 指導員からの課題を出します
「自分で選んだオヤツは、誰かの賛成票を1票以上得なければならない」
つまり自分が食べたいオヤツだけではなく、隣の人の意見も聞かなければならないのです
ひとりよがりではなく 一歩隣の意見も聞く姿勢を持つ
今回のテーマとして大事にしたところです
早速みんなオヤツを買うときには周りの意見を聞きながら選んでいました
最後までどうしてもオヤツが決められない子も
「周囲の子がこれがいいんちゃう?」「私これ食べたいから選んで!」
と意見を聞きながら最終的に選べていました
2年生これからが楽しみになってきました


恒例カキ氷大会。地元の氷屋さんから届けてもらった氷7貫目(14個)。「たべほうだい」という魅力的なことばに、とぎれることのない子どもたちの行列。例によっていろんな種類のミツをかけて楽しみます。なかには調子に乗ってショーユをかけるヤツも。
高学年リーダーがミツかけスタッフの役割を担ってくれました。日ごろ彼らにくちごたえしているナマイキ男子は若干ミツの量が少なかったりして・・・。
「4杯食べた―」「おれ5杯」などと自慢し合うのも面白い図。夏はこれに限ります。

包丁講習会、いよいよ終盤です。遊びや宿題の前や後、ときには遊びを中断してまで、毎日ウムを言わずにりんごやじゃがいも・ニンジン切りや皮むきの練習をしています。苦手な子・なかなか上達しない子は「なんでやらなあかんの~」「いやや~」とぼやきながらやってますが、「大丈夫。今がんばってることが絶対上手くなることにつながるねんで」「ほら、去年よりちょっとできるようになったやん」「別に包丁使えへんでも生きていけるで。でも使えた方がすごいやん。人生豊かに生きれるで」など、松岡修造ばりのことばをかけています。
そしてその成果がまさに5年間6年間毎年やり続けた高学年たちのこの技量に現れます。
高学年だけに許

される「りんご丸丸一個むき」。いかに皮をちょん切らずに長くむこうと競い合っています。


そして講習会終了後に与えられる免許証。
確かな成長の証として、謹んでお渡しいたします。
今年も始めました包丁講習。2週間毎日、りんごやじゃがいもの皮むきやカットを全員のルーティンとして取り組みます。1年生はもちろん初めての子がほとんど。今年から皮むきはピーラーを使用し、カットにナイフを使用します。2年生以上は皮むきも包丁を使用。去年手を切った子はビビりながらも包丁を握ります。でも3年、4年と毎年やっていると確実に上達するもので、学年が上がるにつれてあっという間にきれいにりんごをむいてしまいます。「覚えてしもたらやり方忘れへんもんやなあ」と6年生。脈々と続くこのこだわりをこれからも大切にしていきたいです。

