あそびの盛り上がりと集団の雰囲気

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おやつ直前もしかめに励むEくん。それを見守る下級生たち。この後おやつになっても続けて3000回を超えました。カウントしてくれたMくんお疲れ様。

例年冬の始まり頃から取り組むけん玉。毎年全員で1週間ほど毎日15分程度の「特訓」を行い、1年生はみんなにはげまされてやってみて「できた!」「楽しい!」という思いを感じられるように、上級生は他の子と比べるのではなく「あ、去年できひんかったのに今できた!」「成長してるやんおれ」という実感をつかむことを大切に取り組んできました。しかし今年は、指導員の熱い議論の末、あえて「特訓」ではなく、こま・あやとり、そしてそれぞれの子どもたちの好きな遊びを大切にしつつ、あそびの環境をととのえながらゆっくり時間かけて働きかけてきました。その結果、冬休み中はその3つのあそびが大きく盛り上がるだけではなく、誘いあい、「寄せて」と声かけて遊びに加わっていく姿をたくさん見るようになりました。最初は遠巻きにけん玉を見ている1年生が、仲良しの友達に誘われてちょっとずつやってみて、いつの間にかもしかめが10回できるようになっていて、「よかったなあ!」と言ってくれる上級生が周りにいてくれる、そんな関係が育ってきました。

「もしかめ1000回越え」、邪念の多い大人にはなかなかできませんが、それをクリアする純粋な子どもたちも例年になく多い今年のけん玉です。

 

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