手をつないで
新緑の小川公園。冬の間ひっそりと立っていたケヤキやカエデ、トチの木が一斉に芽吹き、今は黄緑色がとても明るく映える気持ちいい季節となりました。桜の花は散ってしまったけど、公園の隅にはタンポポやシロツメクサ、オオイヌノフグリなんかが咲き誇っています。一昔前までは花を愛でるとか季節を感じるとか思いもよらずとにかく子どもたちと走り回っていた自分が、今は若干そんな少女趣味というか自然志向というか、いやむしろ年寄りくさい目線になってきたのは、カラダが思うように動かず寄る年波に勝てなくなってきたからではないか、いやいやそうではなく、人生の深みと共にそれだけ視野が広くなってきたからなのだそうだそれにちがいないと自問自答する中年指導員なのでした。
そうそう、今日のタイトルは「手をつないで」。公園の行き帰り、1年生はこの時期上級生が並んで歩いてくれます。去年まで1年生だった子が頼もしく感じられる場面です。
そんな姿にもキュンキュンする中年指導員なのでした。